6月9日(日本時間)シンガポール・インドアスタジアムで開催された総合格闘技イベント『ROAD TO UFC』ライトヘビー級の一戦で、強烈な右フックで相手をなぎ倒す、壮絶な失神KO劇が起きた。
勝利したのは、昨年の武林風ヘビー級でも優勝したジャン・ミンヤン(23=中国)。相手は2団体王者のベテラントゥコ・トコス(31=イギリス)だった。
【動画】豪打爆発のKO!失神相手は壮絶なダウン
ZHANG MINGYANG WITH THE HUGE UPSET 💥
— UFC (@ufc) June 9, 2022
[ #RoadToUFC LIVE NOW on @UFCFightPass ] pic.twitter.com/0h2b10Sxo5
ミンヤンは中国重量級の期待の若手。前述の昨年1月に行われた中国格闘技イベント「武林風(WLF)」MMA部門のヘビー級トーナメントで優勝している。キャリアで勝利した15勝はすべてフィニッシュ(9KO・6一本)しており、現在8連勝と波に乗っている。
対するトコスは「Fury FC」と「PremierFC」の米国MMA2団体のライトヘビー級王者で現在3連勝中だ。
試合は1R序盤からスタンド打撃の攻防戦。ミンヤンが金網を背にするトコスに連打を浴びせる。トコスの鼻血が見られる。終盤、ダメージが大きいトコスに対し、ミンヤンがカーフキックから強烈な左フック!効いたトコスがふらつきながら下がると、フィニッシュの強烈な右フックが炸裂!
崩れ落ち失神するトコス。ミンヤンが追撃のパウンドを数発落としたところで、レフェリーが試合を止めた。
壮絶な失神KO劇。気を失ったトコスは最後はセコンド陣に支えながらケージを去ったが、数分間は立てずにいたという。本大会は基本、優勝者がUFC契約を手にするトーナメント形式だが、この試合はトーナメントではないワンマッチ。しかし、この壮絶なKOシーンをみたUFCのスカウト陣がミンヤンに興味を持つことは間違いないだろう。
WME-IMG
『ROAD TO UFC』
2022年6月9日(日本時間)シンガポール・インドア・スタジアム
▼ライトヘビー級マッチ(ノートーナメントバウト)
○ジャン・ミンヤン(中国)
KO 1R3分57秒 ※右フック
●トゥコ・トコス(英国)
【勝者 選手データ】(2022年6月10日現在)
ジャン・ミンヤン(23歳・ Zhang Mingyang・中国)
階級:ライトヘビー級
身長:189cm
戦績:16勝(10KO・6一本)6敗(TAPOLOGY情報参照)
https://news.yahoo.co.jp/articles/55e273047ffe17466e5cdcbc0a4af5019c3c2594
https://news.yahoo.co.jp/articles/55e273047ffe17466e5cdcbc0a4af5019c3c2594
コメントする