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ムエタイの聖地ラジャダムナンスタジアムにてワールドリーグ戦の『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ』が開幕、2022年7月22日(金)より熾烈なリーグ戦が繰り広げられている。 【写真】アイーダ、ザ・スターともにアイドル路線なのか水着姿もSNSで披露 『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ』は3カ月にわたってフェザー((126ポンド)、ライト(135ポンド)、ウェルター(147ポンド)、スーパーウェルター級(154ポンド)の4階級で8人ずつのリーグ戦が行われ、王者を決めるというもの。各階級ともタイ人選手4名、外国人選手4名が出場。  ムエタイの情報をSNSで提供している『Muay Thai Super Fight』は、8月6日に行われたこの『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ』にて、ラジャダムナンの歴史上初の女子の試合が行われたことを報じた。  ラジャダムナンはルンピニースタジアムと並びムエタイの二大殿堂と称される権威あるスタジアムで、1941年に国立ボクシングスタジアム(タイではムエタイをボクシングと呼ぶ)として開設された。当初は王室財務局が運営していたため“王室系”(ルンピニーは軍が運営しているため“陸軍系”)と称されたが、1953年よりラジャダムナンスタジアム株式会社が運営している。  この2大スタジアムでは、女性は試合はおろかリングに上がることも出来なかったが、時代の変化により2021年9月18日、ルンピニーにて初の女子の試合が行われた。それから遅れること11カ月、ラジャダムナンでもついに女子の試合が解禁されたことになる。  試合は『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ』の女子フライ級リーグ戦Aブロックで、タイ側からは2人とも来日経験のあるアイーダ・ルークサイコンディン、ザ・スター・シッチョーが出場。  アイーダは2021年に“ロッタンの恋人”として話題となり、2020年2月にRISE寺山日葵との対戦が決まっていたがコロナの影響で来日できず。2022年4月に名古屋で開催された『Muay Thai Super Fight』で初来日し、IMARIに判定2-1で敗れている。ザ・スターは2022年6月のNJKFに初来日し、ルイとS1レディース世界スーパーフライ級王座決定戦を争い判定3-0で勝利した。  アイーダは体格的に優るザハラ(イラン)を相手に大激闘を展開して判定勝ち(30-27×3)。ザ・スターはミラグロス・アンドレア・ロペス(アルゼンチン)と対戦し、こちらも激闘の末に判定勝ち(29-28×3を収めている。

 
https://news.yahoo.co.jp/articles/25744d22ff4fb8c544cecf2be868d12f7c9a5617