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世界最速KO記録を持つ元2階級制覇王者ゾラニ・テテ(34 =南ア/WBO3位)が禁止薬物で陽性反応が出たと南アフリカの新聞『The Daily Dispatch』が21日(現地時間)に報じた。それによると7月にロンドンで、4回KO勝利後、ドーピング検査で陽性反応、現在“B”サンプルで再検査中で、それも陽性の場合、4年間の出場停止となる可能性に直面しているという。  テテがテストに失敗した禁止薬物は発表されていないが、テテのマネージャーであるテンギムフェネ氏は同メディアに「我々は、これは一つの大きな間違いであると確信しています。ゾラニはこのことを全く知らないし、私が彼と一緒にいる間、彼は一度もドーピングテストに落ちたことがない」と主張する。 【動画】世界記録11秒! テテの一撃”失神”KO劇!  もしテテの“B”サンプルから同じ物質が検出されれば、英国ボクシング評議会は最大4年の出場停止処分を科す可能性がある。テテのチームが、故意に禁止薬物を使用したのではないという説得力のある主張をすれば禁止期間は4年未満になる可能性があるという。  テテは2017年11月のWBOの初防衛戦で11秒KOの世界最速記録を出し大きな話題に。2019年11月にジョンリエル・カシメロに敗れ王座陥落。そして今年7月にイギリスでジェイソン・カニンガム(英)にKO勝ち、WBO・IBFインターナショナルSバンタム級王座を獲得した。再び世界王座を目指していたが、果たして結果はいかに。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f526710b13e8d4396b1f5c0a64e83de8ab34aefd