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2008年に旗揚げし今年15周年を迎える35歳以上の中高年世代を対象にしたキックボクシングイベント『NICE MIDDLE(ナイスミドル)62』が3月12日(日)東京・新宿FACEで行われた。 【フォト】TOMOの右ストレートが黒川の顔面にヒットする瞬間  この日も、飲食業、IT業、高校教師から歯科医師、警察官まで、さまざまな職業と人生を歩む中年ファイター38名が熱い戦いを見せた。 ▼第19試合 NICE MIDDLE ライト級タイトルマッチ 2分3R 〝在宅筋務でパワーアップ!〟 ○王者・ゴッドファーザーTOMO(50才/FREEDOM@OZ/建設業) 判定3-0 ※30-29、30-29、29-28 “高砂の黒豹” ●挑戦者・黒川芳秋(49才/Team Dynamic/衣料品リユース業) ※TOMOが4度目の防衛に成功  建設会社勤務の王者、ゴッドファーザーTOMOは人事部から設計部に異動になり在宅勤務が多くなったことにより、筋トレ時間も増え、まさしく〝在宅筋務〟になった。  対する挑戦者で衣料品リユース会社を経営する黒川は、ここ最近6戦5勝(2KO)と波に乗っている。やっと掴んだチャンスだ。  1R、TOMOが右ローを繰り出すと黒川も右ローを返す。TOMOの右ストレートがヒット。黒川は長身を生かし首相撲の体勢に持っていく。右膝蹴りがTOMOのボディにヒット。  2R首相撲の展開に持ち込もうとする黒川。離れ際にTOMOの右ストレートがヒット。コーナーに追い詰め、またTOMOの右ストレートがヒット。ブレイクの後に黒川の右ストレートもヒット、終了間際にTOMOの右ストレートがヒットする。  3R、どうしても首相撲の体勢に持っていこうとする黒川だが、なかなかTOMOを捕えきれずに膝蹴りまでつながらない。TOMOは黒川をロープに詰めパンチを繰り出す。黒川も右ひざ蹴りを入れていく。ここで試合終了のゴング。判定3-0で、在宅勤務でさらにパワーアップしたチャンピオンのTOMOがライト級王座4度目の防衛に成功した。  TOMOはマイクで「何とか4度目の防衛戦に勝つことができました。ナイスミドルの歴代最多防衛記録は5回なので次の防衛戦で並ぶことができるよう精進していきます」と感無量で喜びを伝えた。

 
https://news.yahoo.co.jp/articles/8006d82272fd3ac1939bc4faf9a47f54c8cd5288
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