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 ボクシングの元世界王者の竹原慎二氏(51)が14日に配信された前WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人のYouTubeチャンネルにゲスト出演。近年増えているプロ格闘家の計量失敗について語ったうえで、3月5日に開催された「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT BLAZE」で計量オーバーした木村“フィリップ”ミノルについて見解を述べた。  プロ格闘家、プロボクサーの軽量失敗についても竹原氏は「計量失敗する奴はクビでいいんだよ」とキッパリ。「計量する奴は普段からそういう生活もだらしないから計量失敗もするんだと言われても仕方ない。もっと計量失敗を厳しく対処した方がいいよ」と続けた。  木村は、3月5日の「KNOCK OUT」で72キロ契約だった。しかし前日計量では1回目に2・4キロオーバー。2回目も1・7キロオーバー。3回目も2回目と同じ1・7キロオーバーとなり計量失敗となった。  竹原氏と木村は昔からの縁もあり、木村がK―1を辞めてからプロボクサーを目指すために竹原氏と畑山隆則氏が共同代表を務めるT&Hジムで練習していた。木村本人にも「ここから(T&Hジム)デビューします」と竹原氏に明言していた。木村について「アイツは話せばめちゃくちゃいい奴。ちょっといない間に違う事やってるわけじゃん。相談とかしてくれれば了承するのにそういうのもできない子なんだろうね」と語った。  元K―1王者の魔裟斗も木村の次戦は戦う相手がいないと口にしていた。竹原氏も「そういう奴と戦いたいと思わないじゃん。来てもらうためにチケットも売ったのに、それで当日計量オーバーで失格ではファンにも申し訳ないよ。自分1人の問題じゃないじゃん」と魔裟斗の言葉に同意した。「ミノルにはもう1回チャンスあげてほしいけど、もうダメかもな…」と残念そうに話した。  最後に「ボクサーに限って言えば、減量失敗したらもうやめろ!引退だ!」と厳しい言葉を投げかけた。