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 プロボクシングイベント「3150FIGHT」を手がける元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(36)が25日、都内で会見し、6月10にエディオンアリーナ大阪第2競技場で行う興行「3150FIGHT SURVIVAL」の全カードを発表した。  12時30分から行われる第1部「vol.5」のメインでは日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(28=KWORLD3)がルイス・マリン(ベネズエラ)と同級8回戦を行う。デビューから5戦連続初回KO中の但馬は「これから自分がどんなパフォーマンスを見せるかが見どころ。チャンスがあれば1回KOを狙っている」と6戦連続初回決着へ意気込んだ。  現在ワタナベジムで練習を行う但馬は、元世界ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュア(英国)や現WBA世界同級王者のダニエル・デュボア(同)などのスパーリングパートナーを務めたジーミー・シケバ(英国)と実戦練習を重ねている。日本国内では相手探しに苦労する但馬だが実力者とスパーリングを重ね「人生で初めて“THE世界のヘビー級”選手と手合わせして充実している。めちゃくちゃ手応えあるし、いろいろ勉強できている」とうなずいた。  また同興行では東洋大出身の政所椋(22=KWORLD3)がスーパーフライ級6回戦でプロデビューする。昨年の栃木国体では成年男子バンタム級で優勝を果たすなどアマ72戦で56勝の“アマエリート”は「誰も自分のことを知らないと思う。しっかり勝って面白い試合をしたい」と拳を握った。  17時15分開始の第2部「vol.6」メインはWBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級の王者・力石政法(28=緑)が元世界ランク2位でWBC同級25位のリカルド・ヌニョス(パナマ)と134ポンド契約10回戦で対戦する。24日にスパーリング合宿を行っていたフィリピンから帰国した力石は「相手は世界戦を経験して実力のある強い選手」と警戒。同選手は19年7月に現WBA世界ライト級王者のガーボンタ・デービス(米国)と対戦(2回TKO負け)しており、「デービスより派手に倒したい。内容次第で世界も見えてくる。自信しかない」と世界前哨戦へ意気込んだ。

 
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