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近年、社会人キックボクシングが人気だ。K-1やRISEまでも中高年キック大会に乗り出している。そんな中、社会人キックの老舗である2008年旗揚げの『NICE MIDDLE(ナイスミドル)』が7月9日(日)東京・新宿 FACEにて行われる。  現在、7月大会の選手を募集しているが、そこに〝台湾最強の中年男〟劉 宗欣(りゅう・そうきん=台湾アマチュアムエタイ35歳以上 75kg級王者)が応募してきた。「年内にもミドル級のチャンピオンとなってベルトを台湾に持ち帰る」と豪語している。 【フォト】劉の激闘、アグレッシブに攻め判定勝利を収めた=23年3月  劉は今年3月に行われた『NICE MIDDLE 62』で初参戦を果たし勝利。そのときに王者へ宣戦布告した。この劉の相手は近日発表になるが、これに勝てばタイトル戦が見えてくる。果たして日本のオヤジは台湾最強男の進軍を阻むことができるか。  そして、ファイナルでは劉が狙うミドル級のベルトを懸けた一戦が行われる。[NICE MIDDLE ミドル級タイトルマッチ 2分3R]で、“こってりパンチャー”こと榊 秀則(46才/笹羅ジム/サービス業) VS“所沢の流れ星”挑戦者・ペガサス木本(41才/誠真会館所沢道場/保険会社勤務)だ。  王者になるまで仙台でこってりラーメンを作る毎日を送っていた46歳の榊は、これが初防衛戦。こってりパンチで王者になった榊は「獲るよりも防衛する方が難しいと言われているチャンピオンベルトを東北魂で何としても守る」と宣言。  対するチャレンジャー、41歳の木本は「同門の小川悠太が、4月にMA日本ウェルター級チャンピオンになったので、何としても道場に2本目のベルトを持ち帰る」と意気込む。  果たしてこのタイトル戦の行方は!劉は勝利しタイトル戦線へ繋ぐことができるか。  なお、 今大会7.9「NICE MIDDLE 64」では6月12日(月)までホームページで参加選手を募集しているが、劉の進軍を止めたい方も大歓迎とのことだ。  14オンスの大きめのグローブとレッグガード着用で、パンチで大きく顎が上がるなどクリーンヒットすればダウン判定になるなど翌日の仕事に支障が出にくい安全性を考慮したルールとなっており、多くのオヤジたちが競い合っている。

 
https://news.yahoo.co.jp/articles/41af38f5e7f2f1c405f005461754e11b170e0b48