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ボクシングのWBC&WBA世界ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(31=BMB)が7日、都内で練習を公開。ミニマム級とライトフライ級で元2階級制覇王者のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)との防衛戦(18日・有明アリーナ)に向け、意気込みを語った。  練習ではシャドー、ミット打ち、サンドバッグ打ちなど軽快な動きを披露。「練習で仕上がりも良くなって、モチベーションも高まっている」と順調な様子をうかがわせた。  課題としてテンポと距離感を挙げ、改善に努めてきた。「(距離感は)近すぎず遠すぎず、ちょうどいいものを探して、やってきた。KOの流れを作るためにも、必要なこと」と意識している。  対戦相手との相性については、「自分のペースで戦うことができれば、大丈夫かな」と自信を見せ、「もちろんKOは視野に入れているが、無理に(狙いにいく)ということではなく、流れで倒せるように」と勝ち方のイメージを膨らませている。  当然、その先にある目標は4団体王座統一となる。「まずはここをしっかり勝って、次は統一戦をやりたいと思っている。そこにつなげられるように、良い試合をしたい」と力を込めた。