IMG_6299
 ボクシングのWBA&WBC世界ライトフライ級(48.9キロ以下)2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)が18日、東京・有明アリーナでWBA4位&WBC1位ヘッキー・ブドラー南アフリカ)に9回TKO勝ち。WBAは2度目、WBCは3度目の防衛を達成した。階級最強の呼び声高い統一王者は、今後の4団体統一や2階級制覇を目指しており、今回は関門の一つだった。戦績は31歳の寺地が22勝(14KO)1敗、35歳のブドラーが35勝(11KO)5敗。 【動画】寺地拳四朗、2団体防衛に成功! VSブドラー、壮絶な打ち合いとなったリングサイドの映像  寺地が激闘を制した。動く相手にジャブを連打。捨て身で手数を出すブドラーに対し、ガードを固めながら攻勢を強めていった。ボディーやフックで多彩なコンビネーションを見せる中、5回に偶然のバッティングで中断。寺地は右目付近から流血した。手を緩めない挑戦者と激しい打ち合い。9回に右でぐらつかせると猛ラッシュ。相手がロープにもたれたところでレフェリーが試合を止めた。  寺地は4月の前戦でアンソニー・オラスクアガ(米国)に9回TKO勝ち。試合2週間前に急きょ対戦相手が変更されたが、WBAは初、WBCは2度目の防衛に成功した。2団体同時防衛は、前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に次ぐ日本人2人目の快挙。同時防衛を2度以上達成したのも井上しかおらず、寺地は続けるか注目されていた。  減量苦もあって1つ上のフライ級転向も視野に入れている一方、井上に次ぐ日本人2人目の4団体統一もターゲットにしていた。  ブドラーは元WBA世界ミニマム級スーパー王者。2018年5月には田口良一からWBAスーパー&IBF世界ライトフライ級王座を3-0判定勝ちで奪い、2階級制覇を達成した。IBF王座を返上後、同年末には京口紘人に10回終了TKO負けで王座陥落。のらりくらりとした戦いで自分のペースに引きずり込むスタイルはくせ者とされ、21年5月の再起戦から3連勝中だった。今回はWBCの指名挑戦者だった。

 
https://news.yahoo.co.jp/articles/e33fcdfed1d276643f66e128aac48e6dfbe84da4
IMG_6300
https://x.com/kenshiroooooken/status/1703778041900700077?s=46&t=miPHrqXb-NTvdNYV3uNgCQ