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12月3日(日・現地時間)米国テキサス州で開催された総合格闘技イベント『Fury FC 84』のヘビー級戦(5分3R)で、ロンドン五輪テコンドー銅のロベリス・デスパイネ(35=米国)が、なんと”4秒”KO、右フックで失神させ仕留めた。  デスパイネは前戦9月にはハイキックで”3秒”KOしている。  この試合の僅か数分後には、デスパイネがUFCと契約したことが発表された。 【動画】デスパイネが右フックで豪快”4秒葬”した瞬間、前戦の”3秒”KOも  デスパイネは12年のロンドン五輪で、キューバ代表としてテコンドー80kg超級で銅メダルを獲得している実力者だ。  アメリカに移住すると22年6月に総合格闘技デビューし、1R TKO勝利。今年6月の2戦目ではわずか12秒でパウンド勝利、さらに9月には出会いがしらの右ハイキックで”3秒”KO劇を成し遂げている。  今回の相手は、アマチュアで1RKOを連発しFuryのアマチュアヘビー級王者になったマイルズ・バンクス(米国)だ。今年11月のプロデビュー戦でも、77秒KOしている。  ”瞬殺”ファイター同士の対決だ。  開始直後にデスパイネが左ミドルを蹴ると、相手が右フックを合わせる。  さらに、デスパイネが右フックを合わせると、相手はゆっくりと棒立ちになり倒れた。    この間、僅か4秒。すぐさまレフリーが入り、試合がストップした。  そして試合の僅か10分後、リング上で「デスパイネがUFCと契約した」と発表された。どうやらUFC副社長でマッチメイカーのミック・メイナードが試合を見ていたらしい。  デスパイネは直近、今年3試合の合計が、僅か19秒。  現在ジョン・ジョーンズが君臨するUFCヘビー級に、とんでもないポテンシャルを持つファイターが加わった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e65d3f5c82654f5bd67e8dc3db5d9f003e1a0559IMG_7333
https://x.com/ufcfightpass/status/1731460957019193496?s=46&t=miPHrqXb-NTvdNYV3uNgCQ