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3月7日(日本時間8日)にフランス・パリで開催された総合格闘技イベント『PFL Europe 1: 2024 Regular Season』のメインイベントは注目の無敗対決だったが、“不可解な”レフェリーストップによるTKO決着となり、ネット上では批判が殺到している。一体何が起きたのだろうか。 【フォト&動画】炎上した“不可解なレフェリーストップ”のシーン!負けたドゥンベが怒りの抗議!  話題となっているのは、ウェルター級マッチのセドリック・ドゥンベ(31=フランス)vs.バイサングール・シャンソウディノフ(22=フランス)。  ドゥンベは元GLORYウェルター級の絶対王者でMMA転向後も5戦全勝と無敗。昨年9月のPFLデビュー戦では9秒殺KO勝利で会場を沸かせた。対するシャンソウディノフも8戦全勝と無敗の注目株だ。  試合は一進一退の攻防。強力なテイクダウン能力を持つシャンソウディノフはテイクダウンを奪い攻勢をかけるも、ドゥンベも鋭い打撃をクリーンヒットさせる。  会場も大歓声で迎えた最終3R1分すぎ、突然、ドゥンベがレフェリーを呼びかけ、自分の左足に問題が起きたことを伝えるジェスチャー。しかし、レフェリーは中断を拒否し試合続行を促す。  すると、今度はシャンソウディノフがドゥンベの足を気にする仕草、レフェリーに訴えるジェスチャーをすると、レフェリーはドゥンベに向かってTKO負けを宣告。  納得のいかない様子のドゥンベだが、レフェリーは声を荒げながら再度試合終了を宣告。レフェリーは選手がタイムアウトを要求することができず、それを行ったドゥンベは足の負傷により試合放棄の態度を見せたと判断した様だ。  しかし、実際はドゥンベはマットに落ちていたトゲの様なものが足に刺さる“アクシデント”があったため、それを伝えようとしただけだったのだ。  この残念な結末にネット上では批判が殺到。レフェリーの誤審だったのではと、レフェリーの永久追放を望む声が出てくるほど。  ドゥンベは試合後「こんな結末は望んでいない。相手は素晴らしかったし、彼のミスではない、ミスをしたのはレフェリーだ。あの時は私の足の裏にガラスか木の破片が刺さった感覚があったので、それをレフェリーに伝えただけだ。それを相手にも伝えると、相手もそれを抜いた方が良いと言ったが、レフェリーが試合を止めた。私から2度レフェリーに試合を止める様にお願いしてはいない」と、怒りが収まらない様子だった。  現時点では公式結果は変わらず、ドゥンベのTKO負けとなっているが、果たしてどの様な結末となるのか。 『PFL Europe 1: 2024 Regular Season』 3月7日(日本時間8日)にフランス・パリ ▼ウェルター級マッチ ●セドリック・ドゥンベ(フランス) TKO 3R1分21秒  ○バイサングール・シャンソウディノフ(フランス)

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https://x.com/pflmma/status/1765861706549297299?s=46&t=miPHrqXb-NTvdNYV3uNgCQIMG_8037
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