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 2024年3月20日(水)、東京・国立代々木競技場第一体育館にて『K-1 WORLD MAX 2024』が開催された。 【写真】自身より長身の菅原に右フックを当てる宮﨑 ▼第12試合 K-1vsRISE対抗戦 スーパーファイト 女子-45.5kg契約 3分3R延長1R ×菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GPアトム級王者)=45.4kg 判定0-3 ※9-10×3 ○宮﨑小雪(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級王者)=45.4kg ※本戦の判定は30-30×3。  菅原は2019年1月にプロデビュー。2020年11月の「女子アトム級王座決定トーナメント」決勝戦で第3代Krush女子アトム級王座に就き3度の防衛に成功。2022年6月の「K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント」決勝でパヤーフォンに敗れたが、2023年3月のタイトルマッチでの再戦でリベンジし、K-1王座に就いた。7月にディミトラ・アガサゲリドゥ、9月にマリア・ネラ、12月にルシール・デッドマンに勝利して2023年を4戦全勝で終えた。戦績は14勝(1KO)3敗。  宮﨑は小学3年生から空手を学び、アマチュア戦績10戦10勝(3KO)無敗の戦績を引っ提げ、16歳で2019年11月にプロデビュー。新人離れしたテクニックを見せて関係者から高い評価を受け、2021年1月「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝。3月にはRISE QUEENアトム級王者・紅絹に挑戦し、判定2-0で破り第2代王座に就くと、伊藤紗弥、小林愛理奈、ペットルークオン、MISAKI、ビョン・ボギョンを連続撃破。前戦は2023年12月にモンクットペットに判定勝ち。戦績は13勝(2KO)1敗1分。  1R、サウスポーの宮﨑はジャブから左ハイ、菅原は右ミドルを蹴る。宮﨑はワンツーを打ち、クリンチになると菅原の顔を両手で押してコーナーへ。菅原は前蹴りで宮﨑を転倒させる。菅原が右ストレートを出すと宮﨑はその脇を潜るようにして右を打つ。  2R、宮崎のワンツーに横蹴りで対抗する菅原。フェイントを入れて入り込む宮﨑は離れ際に左を当てる。菅原がワンツーで前へ出ると宮﨑は小さいステップでそれをかわす。宮﨑が飛び込んでの左ストレートをヒット。菅原が入ってくると宮﨑は右フックを合わせる。  3Rも宮﨑は右へ動きながらのジャブ、菅原が3連打で前へ出てくるが宮﨑はバックステップでかわす。組み際で宮﨑が右フック。菅原のパンチをかわして宮﨑が左フックからの右ロー。ワンツーはかわされるが、右ミドルは当てる菅原。宮﨑はローを蹴り、菅原が蹴り返してくるとバックステップでかわす。宮﨑が飛び込んでの左ストレートをクリーンヒットさせて菅原を仰け反らせ、菅原の右ストレートは宮﨑が潜り込みでかわす。  判定は30-30でドローに。延長戦へ突入する。宮﨑は右へポジショニングしながらジャブと右ストレート。菅原は右ローを返す。ワンツーで飛び込む宮﨑はヒザへつなぎ、離れ際にも左ストレート。菅原はワンツーを見せて前蹴り。菅原の右をかわして宮﨑が左ロー、さらに右を潜り込んでの左ロー。菅原のパンチをかわして細かく打ち返し、ローを蹴る宮﨑。  判定は3-0で宮﨑。女王決戦を制し、RISEに初勝利をもたらした。宮﨑は「今回プレッシャーとか不安とか負けたらどうしようって恐怖とかあったんですけど、ジムの皆さんと応援してくれる皆さんに支えられて勝つことができました。私は小学校6年の時に母を亡くしているんですが、日本一になれた姿を見せられたと思います。アトム級日本一を証明できたと思うので、もっと強くなれるように女子格闘技を盛り上げて行けるようになりたいです」と語った。https://news.yahoo.co.jp/articles/c502e252244b4989fb2335c4feda65659ba55e28IMG_8169
https://x.com/k1wgp_pr/status/1770356276884861045?s=46&t=miPHrqXb-NTvdNYV3uNgCQIMG_8170
https://x.com/f6p6u/status/1770359406380949623?s=46&t=miPHrqXb-NTvdNYV3uNgCQ