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 6月2日に開催した『BreakingDown12』のライト級ワンマッチキックルール71kg以下で対戦した黒石高大瓜田純士が、昨日25日、それぞれのYouTubeチャンネルで対談した動画を配信した。  黒石は瓜田から判定勝利したものの、この試合で右手を骨折して手術したばかり。アウトサイダー時代からの盟友との対談は、密度の濃い時間になったようだ。 【フォト】黒石、右手骨折手術後のレントゲン写真!瓜田にバックブロー炸裂の瞬間  瓜田は「ブレイキングダウンで試合後に対戦した者同士がコラボするのは反対派なんだけど、俺らの年齢でそういうのいいじゃん。言い訳は以上!」と笑い飛ばし、黒石も苦笑した。そもそも黒石は、瓜田と戦う前の試合で敗北し、引退を表明したが、燃え尽きていない黒石を見た瓜田が対戦を名乗り出て、今回の試合に辿り着いた経緯がある。  試合後初のコラボ動画で黒石は「感謝しています」と言葉にすると瓜田は、「もういいよ、1回で。あちこちで言い過ぎだよ。気まずくなるよ」と鋭い表情に。真っ直ぐな黒石は、困った顔になり「押忍!」と了承した。  試合の話題では、黒石が瓜田にダメージを与えたバックブローの場面に。瓜田が「俺がローキックをカットするためにガードを下げさせたのは作戦だったの?」と質問すると黒石は「はまったと思いました」と戦略を明かした。瓜田は「ただでさえガードが下がりやすいので、そこにバックブローを合わされて効いちゃったもんね」と振り返った。  ただ黒石は「でも拳が複雑骨折で大変でした。痛み止めが効かなくて、座薬を女性の看護師に入れられて恥ずかしかったです」と告白。瓜田は「その時も、押忍というの?」と聞くと黒石は「多分、言っていたと思います」と明かし、「“座薬押忍”だ」と瓜田が笑い飛ばした。  黒石は「救急車に乗って病院へ行ったんですけど、黒石高大の横にブレイキングダウンファイターと書かれて爆笑しました」というエピソードを紹介。黒石は全治3カ月だという。  また瓜田は「高大はピュアボーイで、本音が炸裂するから危ないんだよね。表裏がなく、不器用だから。子供の頃の孫悟空ではないけど、ここで“お腹減った”と言ってはいけないところで言っちゃうとか。いい意味でのKYね」と分析すると黒石は「それダメじゃないですか。教えてください。人としての魅力とかを」とお願いする場面もあった。  両方のチャンネルを見ると2人の魅力が詰まったトークが展開されており、その空気感は独特のものがある。動画を見たユーザーは「瓜田さんと黒石さんが話している姿が見れるとは」や「心底真っ直ぐ殴り合うと、こんな感じのコラボになるんだな。素晴らしい」という対談を楽しんでいる声が多く寄せられていた。  2人が今後、どんな距離感で接していくのか気になるところだが、戦った者同士しか分からない世界があるのだろう。2人の今後の活躍から、ますます目が離せなくなりそうだ。 (イーファイト 格闘技 編集部)
https://news.yahoo.co.jp/articles/31dd58eab93d8993fe0808201fc413c914e10c6cIMG_8807
https://x.com/9614takahiro/status/1805191227630883006?s=46&t=miPHrqXb-NTvdNYV3uNgCQ