武居由樹　比嘉大吾との初防衛戦に向け長野合宿で追い込み…９・３有明アリーナ

◆プロボクシング　▽ＷＢＯ世界バンタム級（５３・５キロ以下）タイトルマッチ１２回戦　王者・武居由樹―同級１位・比嘉大吾（９月３日、東京・有明アリーナ）　大橋ジムは３０日、ＷＢＯ世界バンタム級王者・武居由樹らが行っている長野合宿のようすを公開した。同級１位の比嘉大吾（志成）との初防衛戦を９月に控え、合宿中のジムワークは松本ＡＣＥジムを借りて、猛練習を積んでいる。　ほかに、日本ライト級（６１・２キロ以下）５位の今永虎雅（たいが）、日本ミニマム級（４７・６キロ以下）１位の森且貴、と同級の北野武郎、スーパーフライ級（５２・１キロ以下）の中垣龍汰朗に新人の田中将吾が参加し、４日間行われる予定だ。　武居が戦う比嘉は１７年５月、デビューから１３連続ＫＯ勝ちでＷＢＣ世界フライ級（５０・８キロ以下）王座を奪取。日本人唯一の全勝全ＫＯで世界王者となった。デビューから８連続ＫＯ勝利を収めていた武居は５月６日、前王者のジェーソン・モロニー（オーストラリア）に判定勝ちで王座を奪取も、比嘉以来となる全ＫＯでの世界王座獲得はならなかった。それでも、８８・９％の高いＫＯ率を誇る。ＫＯ率９０・５％の比嘉との試合はＫＯ必至の激戦が予想されている。　ともに２８歳の２人の戦績は武居が９戦全勝（８ＫＯ）、比嘉が２１勝（１９ＫＯ）２敗１分け。
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