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12月24日(火)東京・有明アリーナにて、スーパーバンタム級の4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)と、WBO・IBF同級1位の挑戦者サム・グッドマン(オーストラリア=26)が対戦することが24日、都内で行われた会見にて正式発表された。会見でグッドマンは井上がTJ・ドヘニーにKO勝利した試合に対し以前YouTubeで「冴えない」発言をしたことについても説明した。 【フォト】前戦での井上のKOシーン、グッドマンのマッスルボディとKOシーンも  グッドマンはプロ戦績19勝(8KO)無敗。現在WBO・IBF1位。26歳で初の世界戦への挑戦となる。パワーよりも、動きとスピードある連打で勝利を重ねてきた。 オンラインで会見に出席ししたグッドマン  グッドマンは会見にはオンラインで参加し、「井上はパウンド・フォー・パウンドだと思うけど、わざわざ東京まで行って、リングで倒れるつもりはない」と自信。  記者からは、グッドマンのYouTubeチャンネルで、井上のドヘニー戦を見て「井上は冴えない」と言っていたが、どこが冴えないと思ったのかと聞かれると、グッドマンは「もちろん自信がなければこの試合は受けない。そのYouTubeのコメントについては本当だ」と認めた。  そして「井上選手が2025年のスケジュールも含め考えているということは私にに勝つ自信があるということ。私自身もそんな予定は関係なく、私がベルトをオーストラリアに持って帰ろうと思っている」と井上からベルトを奪取する気持ちを強く見せた。  また、どの部分が冴えないかと思ったことについては「勝てるだけのことをやったというのは分かった。しかし、他の試合と比べてベストパフォーマンスではなかったという思いも込めてコメントした。だが、この試合に向けては全く新しい井上尚弥で挑んでくると思うので、過去の試合に関しては考慮に入れていない」と冴えないと思った井上と、これから挑む井戸とは別物と考えていると語った。  会見後の囲み取材で井上は前戦のドヘニー戦について、「長引かせたい思いで試合をした。その試合に対して冴えないっていう感想を持ったのであれば、グッドマンが同じような戦い方を選択したのであれば、その試合の再現者になる」とグッドマンに忠告した。  続けて井上は「倒しに行きますし、山場も作るようにしますし。2団体ランキング1位、そこまで実力ある選手が、それに応戦せず、守備的なボクシングをしたり、倒されないボクシングを徹底したら、それはそれで倒すのは難しいですし。 その中で自分は必ず勝利を手にするのは曲げずに戦います」と勝利宣言をした。  今年3試合目となる井上。現在9連続KO中だ。2団体でランキング1位のグッドマンを相手に10連続KO勝利を飾ることはできるか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/581d7d7a5538bcdecc5995871a84c6f54f259095IMG_9601
https://x.com/boxingnboxing/status/1849300391206215721?s=46&t=miPHrqXb-NTvdNYV3uNgCQ