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<プライムビデオ・ボクシング11大会>◇24日◇東京・有明アリーナ  無敗の格闘家でWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳)が前世界王者を撃破した。  前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(34=オーストラリア)との119ポンド(約53・9キロ)契約体重10回戦に臨み、10回判定で勝利を飾った。23年4月のボクシング転向6戦目で、あらためて世界トップ級であることを証明。今秋以降に控える世界挑戦に向けて、大きなはずみをつけた。  モロニーは20年10月、WBAスーパー、IBF世界同級王者だった井上尚弥に7回KO負けを喫した。昨年5月には武居由樹(ともに大橋)に判定負けし、23年5月に獲得したWBO同級王座を手放した。日本のファンにも知られる前王者だけに「(2人と)比べられるでしょうね。でも自分がどれだけ通用するか、そこしか考えていない。自分の可能性を全部ぶつけていく。(2人を)超えられるのか超えられないのか。はたまた飛び越えちゃうのか、どうなるかは自分でも分からない。そこは本当に楽しみ」と静かに燃えてモロニー戦に挑んでいた。  24年10月、WBOアジア・パシフィック王座を獲得。「地域王座獲得」という日本プロボクシング協会の定める内規をクリアし、国内で世界挑戦できる立場となった。バンタム級の世界ランキングでもWBA2位、WBC3位、IBF13位、WBO3位につけており、世界主要4団体で王座挑戦可能だ。「世界ベルトが見えてきたので、25年は『対世界』という感じ。自分よりも強いと言われる選手がたくさんいる中、下から上がっていく姿をみせたい」と強い決意を両拳に宿して強気のファイトを貫いてみせた。  今夏前に最後の世界前哨戦となる7戦目を控え、今秋に設定される8戦目以降に世界挑戦する見通し。那須川は言う。「世界に挑戦できるかできないかというのが、自分の立ち位置だと思っている。でも自分の中では常に1番だと思っているし、それでないと格闘技やっている意味がない。そこは自分の中で持ちつつ。しっかり狼煙(のろし)をあげないと意味がない。革命の狼煙をしっかりとあげられれば」。25年初戦で、スローガン通りの勝利をつかんでみせた。  https://news.yahoo.co.jp/articles/5ca1625dd5e40e30d574de74f0569c66ba09ea01IMG_9989
https://x.com/boxing_fan_jp/status/1893983312420417702?s=46&t=miPHrqXb-NTvdNYV3uNgCQIMG_9990
https://x.com/boxingnakatani/status/1893980247378260247?s=46&t=miPHrqXb-NTvdNYV3uNgCQIMG_9992
https://x.com/theetoy/status/1893979099577643205?s=46&t=miPHrqXb-NTvdNYV3uNgCQ