
◆プロボクシング ▽WBC&WBA世界フライ級(50・8キロ以下)王座統一戦12回戦 〇WBC王者・寺地拳四朗(12回TKO)WBA王者・ユーリ阿久井政悟●(13日、東京・両国国技館)
WBC&WBA世界フライ級王座統一戦で、WBC王者・寺地拳四朗がWBA王者・ユーリ阿久井政悟を12回TKOで下し、WBC王座の初防衛とともに王座統一に成功。日本ボクシング史上3度目となる日本人世界王者同士による王座統一戦を制した。
拳四朗はライトフライ級に続く2団体王座統一。複数階級での王座統一は、バンタム級とスーパーバンタム級で4団体を統一した井上尚弥(大橋)に続き日本史上2人目となった。
また世界戦戦績を16勝(11KO)1敗とし、世界戦KO勝利数11は、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の持つ世界タイ記録22に続き、井岡一翔(志成)と並ぶ日本史上2位タイとなった。
拳四朗は、何度も右カウンターを合わされ苦戦したが、最終回に怒とうの猛攻で阿久井を滅多打ちにし、レフェリーのストップを呼び込んだ。勝利のリング上で「僕1人では勝てなかった。ユーリ選手は本当に気持ちが強くて、どっちが心が折れるかの勝負だった。チーム、応援みなさんのおかげで勝つことができた」と喜びを語った。
戦績は拳四朗が25勝(16KO)1敗、ユーリ阿久井が21勝(11KO)3敗1分け。
阿久井とは19年4月から昨年1月まで4度、約20ラウンドのスパーリングで拳を合わせていた。互いに手の内を知る者同士の対決。「自分で考えながら展開を作る」ことをテーマに掲げ、戦況に応じて自ら戦略を編み直す力を磨いてきた。
今後は2つの選択肢を見据える。フライ級史上初の4団体統一王者を目指すか、あるいはスーパーフライ級に転向して3階級制覇か。33歳の名王者は、これからもボクシング史に名を刻む偉業に挑み続ける。
◆寺地 拳四朗(てらじ・けんしろう)1992年1月6日、京都・城陽市生まれ。33歳。関大卒業後の14年8月にプロデビュー。15年12月に日本同級王座、16年8月に東洋太平洋同級王座獲得。17年5月にWBC世界同級王座を獲得し、21年9月の9度目の防衛戦で矢吹正道に敗れて王座陥落も、22年3月の再戦で奪還。同年11月、WBA世界同級王者・京口紘人に勝利し2団体統一。24年10月、フライ級転向初戦でWBC世界王座を獲得し2階級制覇。所属ジム会長の父は、元日本ミドル級王者、元東洋太平洋ライトヘビー級王者の寺地永。身長164センチの右ボクサーファイター。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a552220c3569038798b499be9927a50528519c89
https://x.com/pkzmrxufux46888/status/1900167170342232542?s=46&t=miPHrqXb-NTvdNYV3uNgCQ
https://news.yahoo.co.jp/articles/a552220c3569038798b499be9927a50528519c89

https://x.com/pkzmrxufux46888/status/1900167170342232542?s=46&t=miPHrqXb-NTvdNYV3uNgCQ
コメントする